【アホウドリ】名前の由来は?どうして絶滅危惧種になったのか分かりやすく解説!

【アホウドリ】名前の由来は?どうして絶滅危惧種になったのか分かりやすく解説! 雑学・お役立ち

アホウドリという名前には、興味深い由来があります。

一体なんでそんなに面白い名前なの?
絶滅危惧種って本当?
名前は聞いたことあるけど、実際はどんな生き物なの?

佐山さん
佐山さん

この記事では、アホウドリの名前の由来や、特徴などを分かりやすく解説します

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アホウドリってどんな生き物?

アホウドリは海鳥の一種

アホウドリ(Diomedeaamsterdamensis)は、ミズナギドリ目アホウドリ科に属する海鳥の一種です。

北太平洋に生息する大型の海鳥で、その特徴的な外見と生態から古くから人々の注目を集めてきました。
全長は約1メートル、翼開長は約2.5メートルにも達し、白い体と黒い翼を持つ美しい姿が特徴的です。

アホウドリは、主に魚やイカなどの海洋生物を餌とし、得意な海面を滑空しながら獲物を捕獲。
また、繁殖期には、陸上に巣を作り、一夫一妻制で子育てを行います。

森永さん
森永さん

海鳥って、そもそも何種類くらいいるんだケロ?

佐山さん
佐山さん

世界には約350種の海鳥がいるよ!これは、全世界の鳥の種数のおよそ3%
ほどに当たるんだ

生息地は日本やアメリカ

アホウドリは、北太平洋の広い範囲に生息しており、日本、アメリカ合衆国、ロシア、カナダなどの国々に分布しています。

繁殖地は、主に無人島や岩礁で、海流や餌資源に恵まれた場所を選びます。
アホウドリは、海を自由に飛び回るため、生息範囲は非常に広く、季節によって移動することもあります。

アホウドリの特徴

アホウドリは、他の海鳥と比べて、いくつかの特徴的な特徴を持っています。

まず、その大きな体格と長い翼は、海面を滑空するのに適しており、効率的に餌を探せるように進化したと考えられています。

また、非常に優れた視力を持っており、遠くの獲物を見つけることができたり、海面から飛び立つ際に、翼を大きく広げて、滑空するように上昇する独特の飛行方法を持っています。

とても長寿で、50年から60年ほど生きることも。
野生で記録されている最も年老いたアホウドリは70歳以上で、いまだに子育てをしていたことが確認されています。

【アホウドリの特徴】
・大きい体格
・長い翼
・滑空が得意
・優れた視力
・長寿

アホウドリの名前の由来

警戒心が薄い「アホ」?

アホウドリは、警戒心が薄く、人間に近づいても逃げようとしないことから、「アホ」と「鳥」を組み合わせて「アホウドリ」と呼ばれるようになったと言われています。

森永さん
森永さん

昔の人はひどい名前をつけるんだケロね~

佐山さん
佐山さん

繁殖期に海岸に集まって、集団で営巣するから、その様子が人間にとって奇妙に見えたから、という意見もあるみたい

アホウドリは神の使い?

アホウドリは、海の精霊や神様の使いと信じられており、その羽毛や骨は、魔除けや幸運のお守りとして珍重されてきました。

また、船乗りの間では航海の安全を祈る対象としても崇められてきました。
なんと、アホウドリを観察することで、危険な進路を回避することができた船乗りもいたそうです。

アルバトロスの由来は「ペリカン」から?

「アホウドリ」の英語名である「アルバトロス (albatross)」の由来は、ポルトガル語の「アルカトラズ (alcatraz)」という言葉にあります。
この言葉はもともとペリカンを指すものでしたが、後にアホウドリを含む大型の海鳥を表すようになりました。

さらに「アルカトラズ」は、アラビア語の「アル・ガットース (al-qādūs)」に由来しており、この言葉は「水をすくうもの」という意味があります。
つまり、この名前が、アホウドリが海面を飛び回る様子や大きな体で海面近くを滑空する姿をイメージさせたために使われたと考えられているのです。

絶滅の危機と保護活動

乱獲されて絶滅危惧種に

アホウドリは、かつては数百万羽が生息していたと言われています。
しかし、その数は激減し、現在では絶滅危惧種に指定されてしまいました。

理由は、その美しい羽毛や油が珍重され、乱獲の対象となってしまったからです。
また、人間による開発や環境汚染によって、生息地が破壊され、繁殖地が減少してしまいました。

保護活動の現状

アホウドリの保護活動は、世界中で行われています。

国際的な条約や法律によって、アホウドリの狩猟や取引が禁止。
現在は生息地の保護が進められています。
また、環境保護団体や政府機関が協力して、アホウドリの個体数調査や繁殖地の保全活動を行っています。

森永さん
森永さん

アホウドリの保護活動は、今後も継続していく必要がありそうだケロね

佐山さん
佐山さん

そのためには、みんなの意識向上が必要だね

おすすめ本「アホウドリに夢中」

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感想(1件)

佐山さん
佐山さん

鳥類学者である長谷川博さんによるノンフィクション作品
この本は、絶滅の危機に瀕していたアホウドリを保護するための研究と活動が分かりやすく書かれている

森永さん
森永さん

アホウドリの生態や、その絶滅危機の背景などが書かれているケロ
小学生~大人まで読みやすい作品だケロ!

まとめ

名前の由来通りに、アホウドリは警戒心が弱いです。
彼らの未来は、私たち人間の行動にかかっています。
現状や保護活動について学び、環境問題に関心を持つことも重要といえるでしょう。

この記事を読んで、アホウドリに興味を持っていただけたら幸いです。

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